〜婚活の旅先案内人〜
結婚相談所El arca de noé(アルカ デ ノア)の結婚カウンセラー「婚活の旅先案内人」 山田由美です。
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我が夫は鉄道を愛して止まない「鉄男」です。
けれども私にとっての鉄道は、ただの交通手段。何の興味もありませんでした。
ところが、知り合って一緒に電車で色々な所へ行くようになり、その魅力が少し分かるようになりました。
それは、私達夫婦は似ているからなのだと思うのです。
日常生活では、時間を無駄にしたくない！とお互い思っているので、休みの日にもあまり家でボーとしている事は無く、計画的に過ごす事が多いのです。
と、言うかボーとしたいのに出来ない性分と言った方が正しいかもしれません。
だから、電車に揺られていると否応無しにボーっと出来るのです。
車窓の風景を楽しんだり、色々な話をしたり、飲んだり、食べたり、寝たり。
実はボーっとする為に、わざわざ電車に揺られに行く訳なのです。
そして、2人で電車に揺られていると、夫婦として歩んで行く事と同じだなぁと思うのです。
同じ列車に乗り込み、終着駅を目指して同じ方向を見つめながら進んで行く。
中には、残念ながら同じ方向を見る事が出来ず、途中下車してしまう事もあるでしょう。
どちらにしても、夫婦としての人生そのものではないでしょうか。
では、どうしたら途中下車せずに終着駅まで一緒に辿りつけるのか。
私も一度途中下車の経験があるので、良くわかるのです。
価値観が同じ人が良い。これは、よく言われる事です。確かに、価値観は大切ですが、最近思うのは情緒的な部分が似ているか否かも非常に大切だと思うのです。
赤の他人同士が一つ屋根の下で暮らすのです。
同じものを見たり聞いたりした時に、同じ様な感情や思いが起きる人でなければ長い人生を共に歩くのは難しいのでは無いかと思います。
情緒的な所の温度差が有ってはいけません。
更には、質の良い恋愛や結婚生活を送るには、お互いの情緒を育て深い部分で繋がる事も大切です。
情緒が豊かになれば想像力も広がります。そうすれば、お互いの気持ちや感情を想像する事が出来る様になり、お互いを理解し思いやりも持てる様になるのです。
夫婦は必ず深い所で繋がらなければなりません。
上面だけで長い長い列車の旅を続ける事は出来ない。途中下車したくなるのは当然なのです。
質の良い恋愛や結婚生活を送っている人達は、生き生きとしています。
それは、お互いを心底理解し、応援し、支え合って同じ列車の旅を楽しんでいるからなのではないでしょうか。
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